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この記事の写真を見た瞬間
僕は一瞬、息が止まった。 金華山と牡鹿半島の海峡のボトムが 完全に露出した姿。 数年前に、僕はここでヒラメ釣りをした思い出がある。 覚えている限りでは、水深は50mはあっただろうか。 これだけの水量が生むエネルギーなんて これだけの水量が押し寄せる津波なんて どんな科学者だって どんな地震学者だって 未だ想像したことすらないであろう未曾有の出来事。 「人智を超える天災」 誰しもの想像を超え 誰しもが予想だにしなかった。 神以外に現実的には不可能と謳われてきた「モーゼの十戒」 この引き波によって出来た道は 人々を救う道ではなく、それらを奪い去る凶器と化した。 無垢なるもの。 未知なるもの。 創造しがたきもの。 永き地球創りしもの。 天変地異とは、人間有りき言葉なのか。 写真を妖々眺め、改めて自然の驚異を痛切した。 河北新報社2011年4月14日記事転載 「海峡の底出現 引き波後に津波激突 仙台の写真家撮影」 http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110414t13025.htm 「東日本大震災で、宮城県の牡鹿半島と金華山の海峡で 海底が見えるほどの引き波が発生し 南北から押し寄せた津波が激突する様子を 仙台市青葉区の元NHKカメラマンで 山岳写真家の東野良さん(66)が撮影した。 東野さんは3月11日、石巻高の同窓生の登山仲間12人と
一緒に金華山に来ていた。 金華山港で鮎川港に戻る定期船を待っていた午後2時46分 地震が発生。高台への道は土砂崩れが起きていたが 何とか通って高台に避難した。 午後3時12分ごろ、海面が上昇し始め
さっきまでいた待合室は水没。 同29分ごろ、今度は南に向かって水が引き始め 同33分には撮影場所から約1キロ先に見える牡鹿半島との間は 海底が露出し、海は川の流れのようになったという。 同36分、南北から白波を立てて津波が押し寄せ 東野さんらの目の前で激しくぶつかった。 「ゴーゴーというすごい音を立てていた。現実感がなかった」と振り返る。 東野さんらは島の神社で一夜を明かし 12日に工事関係者の船で鮎川港に戻った。 徒歩やヒッチハイクで14日、仙台市内の自宅に戻ったという。 PR |
鳥肌が立ちました
TV局や自衛隊の空撮でも取れなかった画像だけに貴重な物になりますね。
【2011/04/15 21:02】| | SAL子 #4fbd3abd3c [ 編集 ]
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>SAL子さん
仰るとおり この稀有な自然現象は 津波に恐ろしさを後世に伝える 貴重な資料となりますね。 写真を見れば 現実に起こった出来事でも 現地を知っているだけに 全く現実感が湧きません。
【2011/04/17 20:17】| | katana #990999a5f8 [ 編集 ]
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