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俺 「ちょっとだけでいいから、さわらせてくれよ」
サワラセル女 「わたしにちかずくときけんよ。かくじつに、ちをみるわ」
俺 「ちをみたっていい。だからちょっとだけ、さわらせて」
サワラセル女 「りあるに、さわらないでくれない。おおけがするわよ」
俺 「でもさぁ、このしょうどうはどうしようもないんだ。
ちょっとでいいから、さわらせて、おねがい」
サワラセル女 「ふつうのつりびとなら、さけてとおるところだけど
そんなにさわらせてほしいなら、いちどくらいならいいわよ」
俺 「ほんとにさらわせてくれるのかい?」
サワラセル女 「ただし、さいしょだけは、はしるからね。かくごしてちょうだい」
俺 「はい。さわらせていただけるのなら、かくごします」
サワラセル女 「あぶらののりも、はんぱじゃないわよ」
俺 「あぶらののり?」
サワラセル女 「はもとがっているから、かくごしてね」
俺 「はがとがっている?」
サワラセル女 「いいわよ、さわらせてあげる」
俺 「さわらせてくれるって??」 サワラセル女 「いったじゃない、さわらせるって!」 「さわらせる・・・さわらせ・・・さわら・・・鰆・・・」 諸君諸君、ここは可及的かつ速やかに笑うとこ。 あるいは冷笑乙。 さてちなみに・・・ ミノーイングでメーター級サワラは初。 他10尾ほど90~105cmまでさわらせていただきました。 了。 にほんブログ村 PR |
白糸を弾く雨。
feat F-tec近藤氏。 カーテンのような豪雨の中でアジング。 クルーズshin君 シーフリブッチ氏 サーチトザ氏 静岡フィールドの近藤氏に見習い 暴風下で石巻アジング。 釣れたのか? 釣れるのか? 居るのか? 流石というべきか それとも当然というべきか @トザ氏。 即メゾット開花。 後、一人爆る。 しかし・・・ 追い討ちウィ掛ける強雨。 時折暴風。 メンディングすら暇も無い。 一時解散後 禁断の地へ。 アベレージ23. やはり禁断の花園は オール23越え。 超えては行けない一線を超えれば 然るべき釣果。 およそ15分間、闇夜にドラグ音止まぬ。 延長・・・ オレンジ色したライトの下は 3時間の出来事が 結果15分で黒い容器が満タンという アジけない釣果とは裏腹な結果。 やはりヤツラは・・・ 背徳の先、もとい、下だった。 にほんブログ村 |
空はどこまでも青かった。
西から吹く風が飛沫をデッキへと高く舞い上がらせる。
例年ならこの時期は最低でも3kgクラスのイナダが数本は
釣れているはずなのだが、この日は違っていた。
少しばかりのナブラは全て小型のサバばかり。
朝焼けに映える水面をざわつかせている。
鳥は一向に見えず、茶けた鳥が
ただ奔放に、ただ優雅に 定置の上空を旋回している。
魚探に映るのはボトムに定位する僅かな反応。
魚影が見えない。
見えないのでは
狙っている獲物の影すらも追えない。 「鳥山もナブラもないから俺の勘でポイント選択するしかなさそうだ」
キャプテン濱氏の勘。
予想が的中した
当日同船したハンター事塩津氏が
フォーストバイトをモノにする。
数分後、凡そ12ポンドクラスのワラサが
デッキに打ち上げられる。
5分後。
スロージャーク気味にアクションを繰り返していた最中
突如ロッドが水面に引き込まれた。
瞬時ロッドが撓り
ベイトリールから徐々にラインが引き出される。
「鉄ジグの水平アクションがフォールを長くするから
その通りだった。
数分後、これも又2ポンドクラスのワラサが
デッキに打ち上げられた。
今期初のワラサ。
続けて同船者も続々とヒット。
船中は俄かに盛り上がりを見せるが
それも刹那の事。
どこまでも風が心地よく
どこまでも雲は壮大で
どこまでも海は雄大で
どこまでも空は青かった。
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