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【2024/04/17 00:34 】 |
うみはひろいなおおきなぁ
 空はどこまでも青かった。
 
西から吹く風が飛沫をデッキへと高く舞い上がらせる。
 
例年ならこの時期は最低でも3kgクラスのイナダが数本は
 
釣れているはずなのだが、この日は違っていた。
 
 
少しばかりのナブラは全て小型のサバばかり。
 
朝焼けに映える水面をざわつかせている。
 
 
鳥は一向に見えず、茶けた鳥が

ただ奔放に、ただ優雅に
 
定置の上空を旋回している。
 
 
魚探に映るのはボトムに定位する僅かな反応。
 
魚影が見えない。
 
見えないのでは

狙っている獲物の影すらも追えない。
 
 
「鳥山もナブラもないから俺の勘でポイント選択するしかなさそうだ」
 
 
予想が的中した
 
111.jpg
 
当日同船したハンター事塩津氏が
 
フォーストバイトをモノにする。
 
数分後、凡そ12ポンドクラスのワラサが
 
デッキに打ち上げられる。
 
 
5分後。
 
スロージャーク気味にアクションを繰り返していた最中
 
突如ロッドが水面に引き込まれた。
 
瞬時ロッドが撓り
 
ベイトリールから徐々にラインが引き出される。
 
 
「鉄ジグの水平アクションがフォールを長くするから
 
ワラサ狙いなら、一本持って損はない」

112.jpg
 
その通りだった。
 
数分後、これも又2ポンドクラスのワラサが
 
デッキに打ち上げられた。
 
今期初のワラサ。

ジャスト12lbだった。

123.jpg
 
続けて同船者も続々とヒット。
 
122.jpg
 
船中は俄かに盛り上がりを見せるが
 
それも刹那の事。
 
121.jpg
 
どこまでも風が心地よく
 
どこまでも雲は壮大で
 
どこまでも海は雄大で
 
どこまでも空は青かった。

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【2010/09/08 21:12 】 | 青モノ | 有り難いご意見(0)
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